灼熱の超新星もブログをやる時代

カードゲームオタクがカードゲームのことを中心に語りたがります

勇者杯デッキ所感(前半)

みなさんこんにちは、勇者杯2019夏ファイナリスト、灼熱の超新星ことばらです。先日の勇者杯、お疲れ様でした。

 

今回、実績を手に入れることができたという意味でも思い出深いこの環境について、勇者杯のデッキ選択を経ての各デッキに対する考えを書き残したいなと思います。

今期も残り2週間程度ですが、ランクマッチの参考にでもしていただければ幸いです。

 

では、以下の順番でやっていきます。

(勇者杯のデッキ選択で考えたデッキを挙げてます)

 

  1. レックステリー
  2. アンルシアアリーナ
  3. アンルシアリッカ
  4. アンルシアゼシカ
  5. エイトピサロ
  6. アンルシアククール
  7. ミネアの何か

 

1.レックステリー

f:id:Bara2718:20190808002109p:image

今回僕が勇者杯ベスト4になれた理由はこのデッキにあると思ってます。それぐらい、全期間で勝率の要になってくれたデッキでした。

 

今期のテリーはオオアリクイのナーフやモーモンのスタン落ちによって、前のめりに構築するのが些か困難になっており、稲妻2ライアン1の速度を落としつつデッキパワーをしっかりとった構築が主流となっています。なので、アグロというよりはミッドレンジのイメージでプレイしてました。

 

個人的にはアンリッカ、アンククすらも5分対面に落とし込む感触で、今期の間違いなく最強デッキ。

少年テリーや4ライアンのようなそもそも相手にゲームをさせないカードの存在も重要で、基本的に上振れムーブを持っていてかつデッキパワーの高いデッキを握るのがカードゲームの定石という点にもピッタリ当てはまっています(ex.ロトミッドレンジゼシカ)。

そういった意味でも、このテリーをしっかり評価できた人は今期アベレージが高かったのではないかなと思います。

 

追記

今回僕の構成はこのテリーにメタカードを割いた構成で、お陰様であのふびらいさんの勇者予想で選んでいただくことができました。しかしながら、上述する通りデッキパワーが高い上振れ値もあるこのテリー。カードゲームの定石として、こういうデッキにメタを割くのは上振れにプラン崩壊させられるパターンが多いので、極力やめた方が無難です。(僕はどうせみんなテリー持ってくるからメタカード入れよ!上振れ知らん!って流れでカード割きました)

 

2.アンルシアアリーナ

f:id:Bara2718:20190808002839p:image

アグロムーブを可能としつつ、優秀な冒険者の存在によって、デッキを歪めることなくアンルシアギミックを組み込み、長期戦でも立ち回れる印象のデッキです。

ただAoEを持たず、テンションでも盤面に触れない関係上、よりアグレッシブで横並びを得意とするノーヒーローアリーナ(いわゆる高橋アリーナ)には不利を取ります。

 

正直、BO3での役割としてはテリーに次ぐピサロ牽制札としての役割をこのアリーナには期待してて、加えて対トルネコもアグロプランが一番勝ちやすいことから、アリーナにはヒーローを入れない構築が正解だったかと感じてます。

その点では、ファイナリストのまめさんのノーヒーローアリーナがかなり当たりデッキで、流石だなぁという印象でした。

 

追記

調整段階で2-9で惨敗し、本番でも決定打となったまめさんのノーヒーローアリーナ。僕があの流れで負けるのは必然的だったのかもしれません...。

 

 3.アンルシアリッカ

f:id:Bara2718:20190808003423p:image

軽量な冒険者を多く有してアンルシアを進めやすく、豊富なリソースや手札からの打点に加えて、ヤンガスやレジェホの回復、ドラムのバーストに痛み分けのAoEと、書き始めたら何が足りないのか分からないぐらいの何でもござれ万能デッキ、アンルシアリッカです。

 

単純なパワーではアンルシアデッキ中最強で、アンルシアゼシカの打点や魔導召喚なども回復を絡めて凌ぎ切ります。

 

ただ惜しむらくは、上振れがレッテリアンアリに比べて少なく、またゲーム展開が遅いことが多いため、BO3単位でエイピなどに牽制されるゲームが生まれます。

 

しかしながら、メタを貼ってくるエイピに対しても序盤を固く進めて速攻で〆るプラン(ex.勇者杯カクさん対ぱるこさん1戦目)で勝てるため、大きく不利を取るわけではありません。

 

総じてデッキパワーの点で、BO3単位での選択肢としてテリアリと同格に位置するデッキでした(ミラーはドンドコドン)。

 

追記

ランクマッチでは試合長過ぎるので、オススメしません。

ただカードゲーム上手くなりたい場合は、この手のデッキは避けられないので練習しましょう。(僕は逃げ続けてテリアリばっか選出してました)

 

とりあえず前半は勇者杯でも選んだこの3リーダーについて書きました。

後半戦では残りのリーダーと、なぜ選ばなかったかについて書いていきます。